Calamari Inc.

カラマリ・インク
812-0023 福岡市博多区奈良屋町11-15
092 292 4875
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業務内容
・グラフィックデザイン
・エディトリアルデザイン
・ウェブデザイン/構築
・アプリケーション、UI/UXデザイン
・プロダクトデザイン

デザイナー
・尾中 俊介
・田中 慶二

Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyum!)

あとを追う PLAY A RECORD 1(紫の帯)

発行日|2016年1月16日
仕様|105x148mm/並製/オフセット印刷
頁数|192ページ
企画|AHA! [Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]
取材・編集|松本篤(remo / AHA!)、大内曜(武蔵野市立吉祥寺美術館)
執筆|松本篤(remo / AHA!)
デザイン・編集|尾中俊介(Calamari Inc.)
撮影|松本篤 有佐祐樹
印刷・製本|大村印刷株式会社
発行|武蔵野市立吉祥寺美術館

本書は『カンバセーション_ピース:かたちを(た)もたない記録』展のために制作されました。

恵文社
http://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000021776/



あとを追う PLAY A RECORD 2(あさぎの帯)

発行日|2017年2月11日 
仕様|105x148mm/並製/蛇腹と十字折の印刷物差込/オフセット印刷
頁数|128ページ
企画|AHA! [Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]
編集・執筆・撮影|松本篤(remo / AHA!)
デザイン・編集|尾中俊介(Calamari Inc.)
校正補助|大内曜
印刷・製本|大村印刷株式会社
発行|remo

本書は『MOTサテライト 2017 春 往来往来』展のために制作されました。

「時間的・空間的な隔たりに対して、イメージはどのように働くのか。」これがAHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]の松本篤の一貫した問いである。聞き書き集として制作された『あとを追う』シリーズは、市井の人びとの記録(8ミリフィルム)の「あとを追う」という方法(想う・語る・記す・読むこと)をつうじて、その答えに近づくことが目指されている。記録と記憶の幾重もの連鎖・反復によって直に経験していない事象を想像し引き継ぐための媒体として、デザイナーとともに、インタビューと画像とが混じり合う文庫サイズの本を作成した。『あとを追う2』では、東京大空襲を経験した方の手書きによる原稿の複写と、屋根の張替業者の方が1962年の清澄白河を収めた13枚の風景写真を一連の蛇腹状にし附録とした。『あとを追う』の1と2は、別の企画でありながらもイメージが連動している。また、この取材中に象のはな子の映像を各家庭の記録に認め、のちの『はな子のいる風景』制作の端緒となった。松本はこのシリーズを「「あとを追う」ことの連鎖の記録であり(RECORD A PLAY)、その記録を再び生きる試み(PLAY A RECORD)である」と記している。 (尾中俊介)