ランドスケープ｜ポートレイト
Vol.1 光陽写真
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発行日｜2018年3月11日
企画｜AHA! ［Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ］
取材・編集・執筆｜松本篤（AHA!）
デザイン｜尾中俊介（Calamari Inc.）
写真｜菊池賢一（光陽写真）
発行｜アーツカウンシル東京
AHA!の松本篤は『はな子のいる風景』の制作過程において、人と象が写る風景写真とも肖像写真ともみえる膨大な写真群が、一般市民によって撮影されたものだけでなく、まちの写真館という職業的存在によって記録されていたことに気づく。そこで記録に残す人々の営みの「あとを追う」ことで見えてくる被写体の歴史と記録者の歴史に注目、写真館に残された記録と記憶を手掛かりに、ファインダーを覗くそのうしろ姿を、記録者たちの自画像として覗くプロジェクトを始動させた。A1判八つ折りのオモテ面には写真スタジオとポートレイトを自身によって撮影してもらいA1サイズの半分ずつに並置、中面はインタビューとプライベートな写真を並べることで、普段は注目されることのない記録者の見た風景とその姿に焦点を合わせ記録した。（尾中俊介）